26日(土)、坂の上小学校では、学校が休みとなる土曜日の子どもたちの受け皿として進められている

こもろっ子活動事業の一環で、餅つき大会が行われました。

 

天候に関係なく楽しめるようにと、体育館で行われたこの日の餅つき大会。

会場には、坂の上小学校の児童や保護者などおよそ80人が集まりました。

この餅つき大会は、子どもたちに伝統文化を体験してもらうとともに、

子どもや保護者同士が交流する機会を作ろうとこもろっ子活動事業の一環として、

去年から行われているものです。

2回目の開催となった今年は、10キロ分のもち米が用意され、

子どもたちは、皆で順番に元気よくついていきました。

つき終えた餅は、保護者たちが手際よく食べやすい大きさに丸めていきます。

子どもたちは、つきたての餅を受け取ると、きなこやあんこ、ごまなどの用意された具材で

自由に味付けをしていきました。

自分の好きな具材をたっぷりとかけた子どもたち。

自分たちでついた餅の味は格別だった様子で、皆嬉しそうな表情で口いっぱいに餅を頬張り、

じっくりと味わっていました。

また、会場の一角では、坂の上小学校の児童や卒業生の父親たちでつくる「おやじの会」が用意した

甘酒となめこ汁が振る舞われました。

子どもたちはあつあつの甘酒やなめこ汁を受け取ると、皆美味しそうに味わい、身体を温めていました。

主催した坂の上小学校PTAでは、スーパーに行けば何でも揃う便利な時代だからこそ、

こうした伝統文化を大切にし、子どもたちに伝えていきたい」としています。