26日(土)、農産物加工施設を会場に豆腐作り体験教室が開かれました。
この体験教室は、地産地消を目的に農産物加工施設を拠点に地元の農産物を使った
加工品などを作っている味工房小諸すみれの主催で毎月行われているものです。
この日は、市内外から12人が参加し、味工房小諸すみれの会長小山みつ子さんの指導のもと
市内で採れた大豆を使って、豆腐作りに挑戦しました。
参加者たちは、大豆と水をミキサーにかけて潰すと、大きな鍋に移して火にかけ、
布の袋を使っておからと豆乳とに分けていきます。
そこで出来た豆乳に、にがりを加えて再度火にかけると、鍋の中で少しずつ塊ができていきました。
参加した人たちは固まっている部分を丁寧にすくい、木の型に入れて豆腐を形作っていきました。
皆、小山さんにアドバイスを受けながら手際よく作業を進めていました。
最後に小山さんが出来上がった豆腐を慣れた手つきで素早く切って行くと、
参加者からは「凄い」などと声が上がっていました。
一方、隣のテーブルでは、豆腐を作る過程でできた「おから」を使ってサラダ作りが行われました。
参加した人たちは、皆で分担しながら和気あいあいと作業にあたっていました。
料理が全て出来上がると、お待ちかねの試食タイムです。
参加した人たちは、大豆の味がしっかりする、甘味があるなどと口々に話しながら
自分たちで作った豆腐やサラダを美味しそうに味わっていました。
毎回、参加者に大変好評だというこの体験教室。
主催した味工房小諸すみれでは今後もこのような体験教室を通して
地産地消につながる活動をしていきたいとしています。