小諸市の人力車観光ガイド「こもろ轟屋」が主催する歌で人々に元気を届けるイベント「歌ごえの丘」が

27日(日)、相生会館を会場に行われました。

 

このイベントは、歌で人々に元気を届けようと小諸市の人力車観光ガイド「こもろ轟屋」が

昨年7月から行っているもので今回7回目を迎えます。

この日は、リピーターを中心に幅広い世代の人たちが集まり、こもろ轟屋で俥夫を務める

一井正樹さん、渡部哲哉(てつや)さんとともにおよそ2時間にわたって音楽を楽しみました。

多くの人が楽しめるようにと用意されたセットリストには、

市民有志のアカペラサークル「ゴスペるん♪こもろ」が歌っている「信濃の国」小諸バージョンも

取り入れられました。

スタートからおよそ半年を迎えたこのイベント。

轟屋の2人が手掛ける歌のレパートリーは、今では115曲にのぼります。

この日はこのほか、季節の童謡や懐メロ、それに、人力車をテーマに

2人が作詞作曲した曲も披露されました。

人力車に乗った人に元気になってほしいという思いを込めて作られたこの曲。

中には初めてこの曲を知ったという人もいましたが、生き生きと歌う2人の姿を見て

曲に親しみを持った様子でともにフレーズを口ずさんでいました。

またイベントでは、参加者の一人、各務雄太(かくむ・ゆうた)さんによるハーモニカの演奏や、

今月誕生日を迎える人に向けて皆で「ハッピーバースデイ」の歌を贈る企画なども行われ、

集まった人たちにとって、有意義な時間となっていたようです。

この日はこのほかにも、集まった人たちの意見を聞きながら一井さんと渡辺さんが即興の歌をつくるという

企画も行われたということです。

なお、このイベントは主に、停車場ガーデンそばのせせらぎの丘を会場に行われていますが、

冬場のみ、市内の各施設を利用して開催されています。

 

8回目となる次回は、ほんまち町屋館を会場に、

お人形さんめぐり期間中の2月24日に行われる予定です。