東区では、区民の無病息災を願うとともに、

区民同士の交流の場を設けようと毎年公民館の主催でどんど焼きを行っています。

 

この日は区民およそ100人が集まり、各自が持ち寄っただるまや正月飾り、書き初めなどを焼きました。

集まった人たちは、やぐらの火を眺めながら互いに会話を弾ませるなどして

交流を深め合っている様子でした。

また会場の一角では、集まった人たちに喜んでもらおうと、

公民館の役員らが中心になって、甘酒やお汁粉などを振る舞いました。

特に、この日の朝 役員らがついたばかりのつきたての餅が入ったお汁粉は好評で、

皆、おいしそうに味わっていました。

やぐらの火が下火になったところで、区民らは、前日に皆で集まって作ったまゆ玉を焼いていきました。

特に子どもたちが作ったまゆ玉には色鮮やかなものや、

今年の干支である蛇を形づくったものなど、個性豊かな作品が多く見られました。

中には火の熱さに驚いている子も見られましたが、皆、一生懸命まゆ玉を火にかざし、

焼きあがると嬉しそうに頬張っていました。

伝統行事として定着し、年々参加者が増えているという東区のどんど焼き。

主催する公民館では、今後も末永く続け、伝統を守っていきたいとしています。