小諸商業高校では、毎年生徒たちが運営する模擬株式会社の「スマイル小商店街」の一環として

停車場ガーデンを借り、「スマイルカフェ」を開いています。

15日(火)には、今年で4年目となる「スマイルカフェ」が一ヶ月間の期間限定でオープンとなりました。

「スマイルカフェ」は商品開発から販売までの流れを実習を通して学ぶと共に、

地域交流を図る目的で行われているもので、今年で4年目となります。

スマイル小商店街の取締役を務める2年生と、初めての実習となる1年生合わせて20人が、

交替で調理や接客を担当することになっていて、オープン初日となったこの日は、

8人の生徒が参加しました。

担当した生徒たちは終始緊張している様子でしたが、近くに住む市民や学校の仲間たちが訪れると、

堂々とした様子で接客をしていました。

今回のメニューは、生徒たちが、1ヶ月半前から商品開発を行い、改良を重ねてきたものです。

今年は幅広い世代に味わってもらおうと

味噌焼きおにぎりや豚汁などの「和」を中心としたメニューを多く取り揃えました。

この他、ピザトーストや、キビ入りのホットケーキなども取り入れており、使っている食材は可能な限り、

地元の物を使用しています。

メニューの数は全15品で、料理は全品100円で提供。

収益は、店舗を借り受けている停車場ガーデンに全て渡すことになっています。

訪れた人たちは、生徒たちが考案し、心をこめて作った料理を、美味しそうに味わっていました。

「スマイルカフェ」は、来月15日までの期間、月、火、水、金曜日の午後4時から6時まで開店しています。

生徒たちは、自分たちで考えたメニューを、より多くの人に味わってもらうと共に、

地域の人たちとの交流も深めたいとしています。