藤塚区のどんど焼きは、公民館や育成会それに、区の共催で昨年およそ50年ぶりに再開したものです。

 

再開から2年目となった今年は子どもからお年寄りまでおよそ60人の区民が集まりました。

会場となった藤塚公民館の下の畑には、大きな竹のやぐらが組まれ、

その中でだるまやしめ縄が燃やされました。

このやぐらは、昨年の12月30日に区内の消防団や、役員、区民ら15人が組み立てたものです。

子どもたちは、力強く燃えるやぐらの火を見ながら楽しんでいる様子でした。

一方、大きなやぐらの隣には、小さな火が灯され、繭玉が焼かれた他、竹の筒に入れた日本酒を温め、

熱燗として区民らに振舞われました。

大人たちはお酒を飲み交わしながら、互いの親睦を深めている様子でした。

また、豚汁やおしるこも振舞われ、集まった区民らは皆、美味しそうに味わっていました。

近年子どもが増えたという藤塚区では

これからもより多くの子どもたちに地域の伝統行事を楽しんで欲しいとしています。