ひばりヶ丘区では、子どもたちに、地域の伝統行事を伝えていこうと、

公民館の主催で20年前から毎年どんど焼きの前日に、「まゆ玉作り」を行っています。

 

今年は、区内の小学生およそ50人と、保護者ら20人が参加しました。

子どもたちは、用意された、白やピンク、黄色など5色の団子を丸め、

PTAの役員らがこの日の朝に採ってきたという柳の枝に、自由に取りつけていきました。

高学年の子どもたちの中には、何色もの団子を使って、にんじんや星の形のまゆ玉を作ったりと、

手の込んだものを作り上げている子もいました。

一方、低学年の子どもたちは保護者の手を借りながら、まるで粘土遊びをしているかのように、

楽しそうに作業に取り組んでいました。

また、この日は翌日のどんど焼きに足を運ぶことができない高齢者のために、

区の役員らが立派なまゆ玉を製作していました。

このまゆ玉はどんど焼きで焼いた後、新年会の席で、高齢者らに振舞われたということです。