市内市町で那須野針灸整骨治療院を営む那須野次則さんは、

昨年秋の叙勲で、保健衛生功労として「旭日双光章」を受章しています。

 

これを祝い、那須野さんの小中学校の同級生らが、

12日(土)に、布引温泉こもろで、受章祝賀会を開きました。

この日は、那須野さんの小中学校の同級生ら、およそ20人が出席し、

那須野さんと那須野さんの妻の房子さんを招いて、叙勲受章を祝いました。

この祝賀会は、那須野さんの小中学校の同級生有志ら7人が企画し、

昨年秋から準備を進めてきたものです。

挨拶に立った幹事代表の渡邊時夫さんは、

「共に育った者として自分がいただいたように嬉しい。」と話し、同級生の功績を称えました。

昨年の秋の叙勲で「旭日双光章」を受章した那須野次則さんは現在75歳。

1991年から6年間、県針灸師会の会長を務め、会員らが医療を学び直す講習会を各地で開いた他、

衛生面を重視し、消毒して繰り返し使う針から、使い切りの針への切り替えを呼びかけるなど、

針灸師会会員のレベルアップを含め、保健衛生面の向上に尽力しました。

その他、日中友好協会の理事を務めるなど多方面で活躍しています。

この日の式典には、那須野さんらが小学校5.6年生の時の担任で、

現在86歳になる、桶田仁郎さんも出席。

那須野さんとのエピソードなどをユーモアを交えて紹介し、会場は和やかな雰囲気に包まれていました。

恩師の桶田さんの乾杯の音頭で宴会が始まると、皆、那須野さんを祝福しながら、

昔話に華を咲かせるなどして、叙勲受章の喜びを、共に分かち合っている様子でした。

この日は、地元小諸を始め、長野市や東京からも同級生らが駆けつけ、

那須野さんの受章を祝ったということです。