23日(日)、紺屋町区では紺屋町会館を会場にしめ縄づくりが行われました。

紺屋町区のしめ縄作りは、

伝統行事の継承を目的におよそ20年前から毎年この時期に公民館の主催で行われています。

この日は、紺屋町区に住む区民、およそ10人が集まり区内の稲作農家の木村朋章(ともあき)さんが

事前に準備していた藁を用いてごぼう締めに挑戦しました。

この日、講師をつとめたのは区内在住の高橋美佐子さんです。

高橋さんは、一人一人に、しめ縄の作り方を熱心に指導していました。

参加した人たちは、力のいる作業に苦戦しながらも、

高橋さんの手つきを真似ていきながら皆、真剣な表情で取り組んでいました。

中には、親子で一つのしめ縄を協力し合いながら作る場面もみられ、

会場は和やかな雰囲気に包まれていました。

この日講師を務めた高橋さんは、様々な種類のしめ縄を作ってもらいたいと「ごぼう締め」だけでなく、

事前に準備してきたという「前掛け締め」などを持参し、区民らに紹介していたということです。

紺屋町区では、昔からの伝統を絶やすことのないようより多くの子どもたちに

参加してもらいたいとしています。