さて、先日行われた第46回衆議院議員選挙。

すでに皆さんもご存知の通り、自民党と公明党があわせて320議席を獲得し、
3年間に渡る民主党政権から政権を奪還しました。

長野県内5つの小選挙区では、前回民主党に全ての議席を奪われた自民党が、
長野2区、4区、5区で議席を奪還し、民主党は1区と3区に留まりました。

比例代表も含めると、自民党は5議席を確保しています。

それでは小諸市の結果をお伝えします。

激戦となった長野3区には、いずれも新人で、
日本(にっぽん)維新の会 井出泰介さん
自由民主党 木内ひとしさん
民主党 寺島よしゆきさん
みんなの党 井出ようせいさん
日本(にほん)共産党 いわや昇介さんの5人が立候補しました。

小諸市の5日から15日まで10日間の期日前投票者数は6千56人と前回より165人、
2.8%上回り、県内19市では唯一増えましたが、全体的な投票率は小選挙区で
62.93%で、前回小選挙区の投票率73.18%を10.25ポイント下回りました。

なお、県全体の投票率は小選挙区で63.36%と前回を大きく下回りました。

開票は、午後9時から総合体育館で行われました。

小諸市は2006年から、開票時間の短縮に取りくんでおり、人件費などの削減に繋げています。

前回2009年の衆院選では、45分で開票を終えており、今回は、前回の185人から10人、人数を減らし、
効率化と迅速化、そして確実性を目標に開票事務に取り組みました。

作業は、小選挙区、比例区、それに国民審査の3つの開票を同時に進めていきます。

候補者や政党ごとに色分けされた分類器を使って仕分けし、
その後第2点検係で、600枚入るイチゴパックの容器に入れて再度点検します。

その後点検台から計数台に移され、票の計算を行います。

枚数の計算が終わると、中央の立会人で確認をし、判が押されていきます。

開始から25分が過ぎるとほとんどの作業が終了となります。

判定係での点検も終わり、全ての確認を終えて小選挙区の確定票が出たのは午後9時35分。

前回の45分よりも10分早く開票を終えました。

また、比例区の確定票は、午後9時54分に出揃いました。

小諸市の最終的な投票者数と投票率は、小選挙区が2万2千258票で62.93%。
比例区が2万2千268票で62・96%でした。

続いて開票結果です。

まず小選挙区では、
みんなの党の井出ようせいさんが6千287票を獲得。
次いで民主党、寺島よしゆきさんが5千882票。
自民党 木内ひとしさんは5140票
日本(にっぽん)維新の会 井出泰介さんが2千763票。
そして日本共産党の岩谷昇介さんが、1千642票でした。

一方比例区は、民主党、自民党、日本(にっぽん)維新の会、みんなの党、公明党、日本共産党、
日本(にっぽん)未来の党、社民党、幸福実現党の順となっています。

長野3区では小選挙区で寺島よしゆきさんが当選。

比例区でみんなの党の井出ようせいさんと自民党の木内ひとしさんも復活当選となっています。