加増区では、公民館と育成会の主催で、毎年この時期にしめ縄づくりとわら馬、
それにリース作りを行っています。

この日は、子どもからお年寄りまでおよそ60人が参加し、
しめ縄、わら馬、リースづくりの3つのグループに分かれて作業を進めていきました。

しめ縄づくりの講師を務めたのは、加増区のしめ縄づくりの名人
佐藤昭則(さとうあきのり)さんと、小林茂房(こばやししげふさ)さんです。

参加した人たちは、講師のアドバイスを受け、夢中になって縄をなっていました。

一方、わら馬づくりの講師を務めたのは、
加増区の副区長で、わら馬作りのベテラン大池剛(おおいけつよし)さんです。

集まった子どもたちは、大池さんの指導の下、慣れない手つきながらも、
一生懸命にわら馬を完成させると、満足げな表情を浮かべていました。

さらに、会場では、毎年リース作りの講師を務めている
民生委員の井出美江子(いでみえこ)さんを講師に、リース作りが行われました。

集まった子どもたちは、アケビのつるで作ったリースに、南天やヒイラギ、松ぼっくりなどを飾りつけ、
華やかなオリジナルのクリスマスリースを作っていました。

加増区では、今後もこうした行事を続け、次の世代に伝統文化を伝えていくとともに、
区民同士の交流を深めていきたいとしています。