児童や生徒の

新年の抱負や決意が書かれた作品を

展示する書初め展が

2月2日(金)から4日(日)まで開かれました。

これに合わせ、表彰式が3日(土)に文化センターで

行われました。

 

59回目の開催となった今回の書初め展には、

市内の小中学校や、書道教室に通う児童生徒など

幼児から高校生まで

473点の作品が寄せられました。

 

そのうち、市長賞など特別賞に10点、

特選に22点が選ばれています。

 

表彰式には、

市長賞などの特別賞に選ばれた10人と、

特選に選ばれた人のうち、

18人が出席しました。

 

審査委員長を務めた

書家の成沢臨舟さんは、

応募作品の特徴に触れながら、

「書道は我が国特有の文化であり

ユネスコ無形文化遺産登録候補にもなっている。

来年の60回記念展には

さらなる出品数の増加を期待したい。」

などと述べました。

 

ことし、「市長賞」に選ばれたのは、

小諸東中学校1年の

藤澤蒼空さんの

作品です。

 

落ち着いた伸びやかな線で

行書を書こうとする意志を見せ、

格調の高い重厚な作品になったと

高く評価されました。

 

藤澤さん

「行書で初めて書いたので、

しっかと書けるようにしました。

たくさんいい作品を

書けるように頑張りたいです。」

 

「市議会議長賞」には、東小学校6年の

美齊津咲和さんの作品が選ばれました。

 

美齊津さん

「強い信念を持って

できるようにしたいなと思って書きました。

太い字で書けるように

力強く書きました。

中学生になるので

勉強を頑張りたいです。

書道は来年も中学生になってもあるので、

頑張りたいです。」

 

「教育長賞」には、

美南ガ丘小学校5年の

柏木のどかさんの作品が選ばれています。

 

柏木さん

「初めてとった賞だったので

とてもうれしかったです。

太い字でのびのび大きく書けるように頑張りました。

もっとたくさんいい作品を書いて

いろんな賞をとっていけたらいいなと思います。」

 

この他にも書き手の思いが詰まった作品が

特別賞を受賞し、

見応えのある書初め展となりました。