小・中学生にインターネットの正しい使い方を呼びかける

高校生による講義「高校生スマホキャラバン」が

1月26日(金)、坂の上小学校で行われました。

 

この日は、

小諸商業高校情報処理部の生徒や教職員、

それに小諸警察署の署員や

長野県警察スクールサポーターなど9人が

坂の上小学校へ。

 

全校児童289人に向けて

「インターネットの危険性」と題し、

スマートフォンの正しい使い方などを

説明しました。

 

この日、講師を務めた

小諸商業高校情報処理部は

去年7月に行われた

全国高等学校情報処理競技大会において

団体の部で優勝。

県警からサイバーボランティアとして

任命を受けています。

 

今回のスマホキャラバンは、

サイバーボランティアの

啓発活動の一環として、

インターネットによる

犯罪を防ぐために行われました。

 

講義では、オンラインゲームの

「ガチャ」と呼ばれる

くじ引きシステムの危険性について説明。

子どもたちに実際にくじを引いてもらいながら、

くじが当たる確率の低さを体験してもらい、

欲しいアイテムが手に入るまでに

高額な料金が発生する

危険性について注意を呼びかけました。

 

その他にも、ワンクリック詐欺や

正規ではない

フリーWi-Fiの使用で個人情報が盗まれ、

犯罪に巻き込まれる危険性について説明し、

安易にログインしないように呼びかけました。

 

参加した子どもたちは、

積極的に手を挙げて質問し、

インターネットを安全に利用するために

必要なことを学んでいる様子でした。

 

小諸商業高校情報処理部の生徒たちの

サイバーボランティアの任期はことし3月まで。

任期終了以降も部活動の一環として、

長野県警察と協力しながら

活動を継続する計画です。

 

受講した子ども

「よく調べものをしたり、

息抜きにゲームなどをたまにするので、

スマホはよく使います。

外でスマホを使うことがよくあるので、

フリーWi-Fiとか

気軽に使っていたので、

そんな危険性があるとは知らなかったので、

これから気をつけようと思いました。

「ガチャ」についてのお話しがとても印象的で、

今まで確率が1%だったら、

100回やればいいんじゃないかと

思っていたんですけど、

100回やっても

全然でないんだと知らなかったので、

そんな簡単に出るものではない

ということを知って、

知ることが大事だと思いました。」

 

小諸商業高校情報処理部生徒

「小学生に向けて、

自分たちが小学生の時に、

やっぱり話を聞いているだけだと、

少し難しいなと感じてしまうことがあったので、

体験学習として体験を多くしたことで、

小学生の反応が良くて、嬉しかったです。

僕たち高校生が普段使っている言葉だと、

やはり小学生には難しく聞こえてしまうので、

一回自分たちで書いてみて、

分かりやすい言葉に変えて発表していきました。

今回見ていない子どもたちも、

ユーチューブとかでのっているので、

情報についての知識を

自分で学べることができるので、

是非学んでくれたら嬉しいと思います。」