飼い主のいない猫を捕獲して不妊・去勢手術を行い、

元の場所に戻す活動

「TNR地域猫活動」をご存知でしょうか。

この活動に自らボランティアで

携わっている人たちがいます。

この活動に対し、

乙女区では感謝状を贈り表彰しました。

お送りいただきました映像でご紹介します。

 

去年11月。乙女区では

地域猫の保護活動を

ボランティアで行ってきた女性二人に

感謝状と記念品などを贈りました。

 

区長

「事の始まりは6月頃、空き家が増えていまして

そこで猫ちゃんが子供を産んで、

そういった猫がご近所に徘徊して困る

というような声をいただきまして、

今回保健所を通じて

今回の愛護協会のみなさんの活動を知り

ご足労をいただきました。

誰でもできることではないですし、

今後私たちもモデルケースとなるような

乙女区もいい環境になれば。

今回感謝の気持ちを

感謝状として贈ることになりました。

今後ともよろしくお願いしたいです。」

 

小諸市では、

捨て猫などの野良猫が増えたことにより

環境被害が発生。

乙女区でも数年前から

飼い主のいない猫が増加しています。

そんな中、自費で不妊・去勢手術を行ってきた

区民の松崎美紀さん。

TNR地域猫活動として、

佐久地域全体で

飼い主のいない猫を捕獲し、不妊手術を行い、

元の場所に戻す活動をボランティアで行っている

長野県動物愛護推進員の立松みずきさんらと出会い、

乙女区でのボランティアも引き受けてもらったといいます。

 

長野県動物愛護推進員 立松さん

「本当にいい地域の方々と一緒にできたので、

こちらこそ一緒にできてすごく感謝しているしやりがいがありました。」

 

長野県動物愛護推進員 砥石さん

「今回ありがとうございます。

私たちボランティアなんですけど、

あくまでも私たちは補助として、

地域の方々がやるのが主だと思いますので、

私たちはそれのお手伝いが

できればいいなという形で

みなさんにお伝えしているので、

今後も他の地域のみなさんも

ボランティアだけにやってということでなくて、

乙女区の皆様みたいに

自分からやろうという姿勢で

一緒にやっていけたらいいなと思います。」

 

「今 結構餌をあげている方を

非難されている声など多く感じられるんですけど、

そこを非難しても悩みは解決されないと思いますので、

野良猫ちゃんが耳カットなどしていなかったら、

耳カット不妊手術しましょうと

自分でお声かけできるような雰囲気になると

いいなと思っています。」

 

「野良猫問題、一人で抱えるのではなくて

保健所も殺処分はゼロで、

今は殺処分もむやみにはできないので、

昔の植え付けで保健所に連絡すると

殺処分されるのではなと

連絡できなかったという人もいるんですが、

そういう時代ではないので、

佐久保健所、小諸市役所生活環境課に

ご連絡していただいて

悩みとか野良猫の困りごとなどを

相談していただけると

私たちボランティアに伝わって

私たちも少しでもお手伝いできるかと思うので、

できることがあればご連絡ください。

よろしくお願いします。」

 

小諸市では現在、

飼い主のいない猫の不妊・去勢手術費用を補助するための

クラウドファンディングを実施。

TNR地域猫活動に取り組む立松さんらは、

この活動を多くの人に知ってもらいたいとしています。

 

「野良猫ちゃんの手術費を補助してくれる

クラウドファンディングが始まっているので、

ぜひみなさんクラウドファンディングに

ご寄付いただけると助かります。

よろしくお願いいたします。」