千曲小学校の4年生が、

鴇久保区の区民有志を中心につくる

「鴇久保ビオトープ」の会員らと共に、

1日(木)に千曲小学校で巣箱づくりを行いました。

 

この日は、

「鴇久保ビオトープ」の会員8人が参加し、

千曲小学校の4年生19人に

巣箱づくりを指導しました。

 

大正初期までが生息していたという言い伝えが残る

鴇久保区。

「鴇久保ビオトープ」は、

再び鴇が住めるような環境を取り戻そうと

13年前に結成された有志団体です。

 

結成以来、「鴇久保ビオトープ」の会員らは

動植物の生息可能な環境を作るため

ビオトープの整備を行ってきました。

現在はおよそ220種類もの植物があり、

準絶滅危惧種の植物が5種類ほど植えられています。

 

コロナ禍前には千曲小学校の子どもたちが

田植え体験や餅つきの他、

年に5回ほど自然観察を行うなど

会員らと盛んに交流をしてきました。

 

この日の巣箱づくりは

生き物の大切さや、

自然と触れ合う機会を作るために

図工の授業の一環として行われたものです。

 

子どもたちは、

金槌で釘を打つことを臆せず、

懸命に巣箱を作りあげていきました。

 

参加した子ども

「(巣箱作りどうでしたか?)

難しかったし、楽しかったです。

(どんな鳥に来てほしいですか?)

すずめがきてほしいです。

(巣箱作りどうでしたか?)楽しかったです。

(またやりたいですか?)はい。」

 

大井 理紀夫会長

「楽しく、一番嬉しい気持ちでいっぱいです。

ほんとうにね、ちょっとしただけれども、

これから続けていきたいと思っています。

子どもたちに森の生態や

それから色々見て学ぶことは

いっぱいあると思うんですよ。

きっかけであればいいなと思います。

自分たちが役に立つようなことで

あればできることは

やっていきたいと思っています。」

 

この日作った巣箱は、子供たちが各自で持ち帰り、

ベランダや木に飾るということです。