正確な拳銃の使用方法などを競う

「長野県警察拳銃射撃競技大会」が

先月行われ、

小諸警察署が3年連続で優勝しました。

 

「長野県警察拳銃射撃競技大会」は、

署員らの拳銃の射撃技術や

適正な使用判断力の向上をめざし、

毎年行われているものです。

 

毎年競技の内容は異なり、

ことしは、短時間での的中率を競う種目の他、

離れた場所からの的中率を競う種目などが

設けられました。

 

大会には県内の警察署や警察学校から34チームが参加。

1月に東北信の予選会が行われ、

小諸警察署は3位で予選を通過。

 

先月8日に

長野県警察学校で決勝が行われ、

小規模署など17チームが出場するB組で

見事3年連続の優勝をつかみ取りました。

 

小諸警察署からは、

署の射撃訓練で優秀な成績をおさめた

3人の選抜者が出場。

大会経験者から初出場の新人まで

それぞれ実力を発揮し、

優勝に輝きました。

 

矢嶋さん

「小諸に来る前にほかの所属で

二回ほど参加させていただきました。

小諸の今回の大会で3回目なんですけど、

優勝したのは初めてです。

まさか優勝できると思わなかったので、

結果聞いた瞬間、驚いたし、うれしかったです。

拳銃はめったに使うことはないし、

使うことがないほうがいいんですけど、

いざ使うときには適正に使用できるように、

日々研鑽を積んでいきたいと思っております。」

 

小林賢太朗さん

「順位が発表されたときに、

選手の人たちと目を丸くして、ん?と思ったんですけど、

素直にうれしいっていう気持ちはありましたね。

交通課で勤務していますので、

普段は拳銃を使うっていう業務はないんですけど、

いざっていうときに

撃てなきゃいけないっていう部分はありますので、

今回のこの訓練を機に、

初任課とか警察学校で学んだことを思い出して、

業務につなげていけたらいいかなと思います。」

 

小諸警察署は、

引き続き拳銃技術の訓練を重ね

来年の大会に備えるとともに、

市内の安全を守っていきたいとしています。

 

署長

「非常にうれしいです。

3年連続っていうことは過去にそれほどないと思いますが、

本当に選手が変わっている中での

3年連続優勝っていうのは、非常にうれしい話です。

拳銃使用の事件がないのがいいんですけれども、

もし必要があって拳銃を使用する場合には

適正な使用をしなければなりませんので、

引き続き、訓練をやっていきたいと思っております。」