毎年、小諸のまちをひな人形などで鮮やかに彩る

「北国街道小諸宿のお人形さんめぐり」が

ことしも25日(土)から始まります。

これに合わせ、しなの鉄道小諸駅では

記念入場券を販売しています。

 

ことしで19回目となる

「北国街道小諸宿のお人形さんめぐり」。

本町の女性有志が実行委員会を作り、

桃の節句にあわせて小諸のまちを鮮やかに彩ろうと

「ひと針ずつの町おこし」をスローガンに

例年この時期に開いているものです。

 

ここ2年間はコロナ禍で

中止や時期をずらしての開催を余儀なくされてきましたが、

ことしは3年ぶりに通常開催となります。

 

一方しなの鉄道小諸駅ではイベントにあわせ、

平成26年から毎年記念入場券を発行。

これまではしなの鉄道の社員が描いたものを

使用してきましたが、

ことし初めて、

小諸商業高校の美術部の生徒たちのデザインを

採用しました。

 

おひなさまとつるしびななどをモチーフに描かれた入場券で、

190円で販売されています。

 

柴田駅長

「今まではこちらの記念入場券、

社員がデザインしていたんですけれども、

今回地域とのつながり、

また小諸商業高校さんとのつながりを考えたところで、

ぜひ小商の生徒のみなさんに

デザインしていただきたいなという考えに至りまして、

それで美術部の生徒さん、

先生にデザインの依頼をいたしました。

このお人形さんめぐりのスローガンをまず説明させて頂いて

おひなさまのイメージや桃の節句といったことや

浅間山といった地域のイメージなどのお話をさせていただきました。

その中でデザインをされてきた段階で

つるしびなだったりおひなさまだったり

そういうイメージのものがデザインとして

織り込まれてまいりました。

この衣装のデザインのところに浅間山の模様が入っていると、

地域というものをイメージしていただいてデザインだと思います。

小諸駅、いろいろお店もあります。

今回お人形さん巡り、コロナ禍から

だいぶ普通の状態に戻ってきていますので、

市民の皆さんにもお人形さんめぐりで

本町はじめとする北国街道を巡っていただいて、

最後に小諸駅に立ち寄っていただいて

思い出に記念入場券を買っていただけると非常にうれしいです。」

 

入場券は300枚発行。

来月31日(金)まで小諸駅で販売中で、

売り切れ次第販売終了となります。