市内で多発している電話でお金詐欺被害。

ことしは6件の被害が出ていて、

被害額は総額5365万円にのぼります。

詐欺被害防止のため、

11日(火)には市役所で啓発活動が行われました。

 

この活動は、今月の全国地域安全運動に合わせ、

市内で急増している、

「電話でお金詐欺」被害の防止を目的に

小諸市と小諸警察署の共同で実施されました。

 

ここ数年、

高齢者を狙った「電話でお金詐欺」の被害が、

県内全域で増加。

小諸市ではことし6件の被害が出ていて、

その被害額は総額5365万円にのぼります。

うち1件は、一度に4800万円がだまし取られ、

県内でもことし最大の被害額となっています。

 

この日は、

小諸警察署の寺島正署長や、

田中副市長をはじめ、

警察署員や市職員、また防犯協会連合会会員らが参加。

 

チラシを配りながら、市民へ被害防止を呼びかけました。

 

小諸市と小諸警察署では、

これ以上の被害が出ないよう

今後も電話でお金詐欺被害への注意を

呼びかけていきたいとしています。

 

副市長

「最近、市内でお金詐欺の被害に遭われる方が増えてきています。

またその被害額も相当な額になっているということで、

今後も小諸警察署、小諸市役所連携して

この被害防止に取り組んでまいりたいと思います。

とくに最近は、市役所からの電話、

また銀行からの電話ということで問い合わせをして

それをきっかけに被害に遭われている方が

たくさいらっしゃるということでございますので、

皆さんに気を付けていただけるように

取り組んで参りたいと思います。」

 

寺島署長

「電話でお金詐欺の主な手口はやはりオレオレ詐欺になります。

自分の息子さんを騙ったり、あと自分の上司を語ったり電話が来ます。

電話でお金の話が来たら、それはすべて詐欺です。

今ですね、電話でお金以外にも、キャッシュカードの話が出ても詐欺です。

家族以外の人には絶対にお金、

キャッシュカードを渡さないでください。

それさえ守れれば、被害は防げます。よろしくお願いします。」