日本画家牧野伸英さんの「はがきサイズ日本画展」が

今月15日から20日までの日程で、

相生町のギャラリーまきので開かれています。

 

会場には、牧野伸英さんが描いた

はがきサイズの日本画作品を中心に

およそ80点が展示されています。

 

牧野さんは、小諸市相生町出身の55歳。

野沢北高校から多摩美術大学に進み、大学院修了。

日本美術院春の院展で19回。秋の院展で18回、

入選を果たしてきました。

現在、日本美術院「特待」です。

2019年3月に横浜からふるさと小諸に拠点を移し、

制作活動を続けています。

 

小諸に戻ってからは年に1度個展を開催。

4回目の個展となった今回は、

小諸の風景や草花、

それに牧野さん自身が好きなものなどをモチーフに、

この1年間に描いた、はがきサイズの日本画作品が

展示されています。

 

また、水墨画で浅間山を描いた、

本格的な日本画作品なども展示。

繊細な色彩と優しいタッチで描かれた作品の数々が、

訪れた人を魅了しています。

 

牧野さん

「待ちに待ったといいますか、

私も制作の間はいろいろ大変なこともありますけれど、

展覧会の会期中はお客様とお目にかかれたりするので

とても楽しいお祭りのような気分でずっと楽しみにしておりました。

以前から少しずつこういう絵は描いてきたんですけれど、

通常制作している本格的な日本画と違って、

違ってといいますかもっと楽しいんですよ。

自分の描きたいものを幅広く自由に描ける。

それから割と短時間で描けるものですから結果がすぐ出る。

そういう楽しさがあります。

ビールですとか自分の乗っていたオートバイですとか

想像で描いた絵とか普通日本画では描かないよねと

言われるものとか炭で抽象的なものを描いたりしたもの。

私がいつも描いているものと違うものを見て頂けるというのが

今回のポイントだと思っております。

(その他にこの1年で描かれた新作の大きな作品も展示しているんですよね。)

本格的な日本画を11点展示しておりますので、

その中には炭だけで描いた絵ですとか

油絵のキャンバスの上に日本画で描いたものとか

ちょっと自分で新しい試みをしようとしているものも何点かございます。

ぜひ一度ご覧いただいて楽しんでいただけたらと思います。

通常の作品と違って値段もお手頃な価格で販売しておりますので、

ぜひお手元にお持ちいただければと思います。よろしくお願いいたします。」

 

牧野さんのはがきサイズ日本画展は、

20日(木)まで相生町のギャラリーまきので開催。

直筆のはがきサイズの日本画作品は

1万円で購入することができます。