新交通による新しいまち歩きの形として

第2弾が始まった「縁JOY!小諸」。

この取り組みを活用し、

EVバスでワイナリーまで行き、

ブドウの収穫を体験するイベントが

8日(土)に行われました。

 

8月から第2弾がスタートした

交通の社会実験型サービス「縁JOY!小諸」。

今回から、EVバスの周遊コースが

「ワイン・りんごの里巡り便」に変更となり、

ワイナリーやリンゴ園を巡るバスが誕生しました。

 

このコースを活用して先月から行われたのが、

ワインぶどうの収穫体験イベント。

 

企画したのは、東御市にあるワインの人材育成施設

「アルカンヴィーニュ」の卒業生らで結成する

千曲川ワインアカデミー倶楽部です。

ワインの生産現場を体感してもらい、

小諸のワイナリーのファンを増やしたいと、

収穫体験ボランティアを募りました。

 

集まった参加者は、小諸駅からEVバス「こもこむ号」に乗って

さっそく糠地区にある「テールドシエル」の圃場へ。

 

この日は、主に首都圏からのボランティア9人が参加し、

白ワインのソーヴィニヨン・ブランを収穫。

1房ずつ丁寧に作業を進めていきました。

 

参加者

「(今日はどちらから?)神奈川県から来ました。

葉山から。2回目です

(作業されていかがですか?)楽しいですね、集中できるし、無心になれるので。」

 

「(どちらから来られたんでしょう?)埼玉県です。

ブドウをまじまじと見る機会ってなかったんですけど、新鮮で楽しいです。

(小諸の景色やぶどうなど見ていかがですか?)

すごく見はらしも良くてリフレッシュできた気分です。」

 

お昼時になると、参加者たちはことし5月にオープンした

宿泊兼サロンの「NUKAJI WINE HOUSE」に移動。

テラスで昼食を取ったり、区内を散策したりと

収穫作業以外にも小諸を満喫しました。

 

小諸市では、新交通サービスを他の観光イベントでも

さらに活用してほしいとしています。

 

五十嵐均係長

「千曲川ワインアカデミー倶楽部のみなさんから、

糠地のワインぶどうの収穫のボランティアがあるということで、

移動手段としてなにか新交通が活用できないかとご相談を受けて、

そうした中で私共の方も、

(巡回)時間に合わせた活動をしてみてはいかがですか

と話をさせていただきまして、

今回このような形になりました。

KOMOROWINEDAYSがマンズワインで開催されて、

そこでもEVバスの方で行けたりします。

また川辺の方ではこもろ愛のりくんの車両を使った

デマンドタクシーの運行も行っておりますので、

そういったところで、市民の皆さん、

また観光客の皆さんに楽しんでいただけたらなと考えております。」