市が昭和57年に整備した南城公園。

現在、南城公園の活用方法を見つけ出そうと

様々な取り組みが進められています。

 

この取り組みの一環として

「スケボースクール小諸forキッズ」と題した

スケートボード教室が今月2日(日)、

南城公園プール跡地で開かれました。

 

このイベントは南城公園にあるプール跡地を

人々が再び楽しめる空間にしたいと

小諸市地域おこし協力隊の主催で行われたものです。

今回初めての開催となりました。

 

ことし4月から8月までの間に小諸市には

3人の地域おこし協力隊が移住し、

それぞれの専門を生かして活動しています。

そんな中3人が共に取り組んでいるのが

施設の安全性や利用者の減少が課題となっている南城公園を

市民の憩いの場にしようという活動です。

 

地域おこし協力隊堺さん

「たまたま僕が地域おこし協力隊として

来た時にまちのいろいろなところ回ってみたのですけど、

ちょっとこの辺を回ったときに平日だったので

人がいなかったのですけど、

廃れていっている感じに僕には見えたので

上手くもっと人が集まれるような市民が

もっと使えるような場所にできないかなと思って始めました。」

 

この日は小学1年生から中学1年生のこども

そして大人も交じりながらおよそ20人が参加。

各地で活躍するスケーターやスノーボーダーが講師となり、

子どもたちのスキルに合わせて楽しくレクチャーしました。

 

参加した子どもたちは、

初めての動きや難しい技に何度も挑戦し、

一生懸命取り組んでいました。

 

参加した子ども

「初めて。お家で練習したけど難しかったこうゆうつるつるのところ。

最初は難しかったけど次は難しくなんなかった。

こうやって蹴るの楽しかったです。」

 

「今まで出来なかったことが上手く出来て良かったです。

1回少しやったことがあるけど全然乗れなくて

今回やっと乗れて嬉しかったです。

自転車と同じで滑っていくとき

風が気持ちいいくて楽しかったです。

滑るやり方とかどうやって

足を乗っける場所とかそうゆうことを教えてもらいました。」

 

地域おこし協力隊は

プロのスケーターやスノーボーダ―と協力しながら

南城公園をスケートボード施設としても

盛り上げていきたいとしています。

 

地域おこし協力隊堺さん

「イベントをやるのって結構大変なのでイベントやるたびに

今回限りでいいかなと思っちゃうのですけど、

実際イベントやると子どもが楽しそうな姿とか

親御さんが嬉しそうな顔とか見ていると

もうちょっと頑張って続けていきたいなっていう風には思います。

プールに関しては取り壊すみたいな話も出てきているので

できれば今まで市民の皆さんの思い出が蓄積された良い場所だと

僕は思っているのでこのプールもそうですけど

南城公園全体でもっと小諸市のスポーツだったり、

アウトドアスポーツが活性化するような場所に

変えていけたらなという風に思っています。」