小諸市水道工事協会と小諸商工会議所では、
高地トレーニング地としてアスリートが訪れる
1000メートル林道の草刈りを22日(木)に行いました。
この事業は、アスリートのトレーニング環境の整備として
毎年行われているもので、ことしで5年目を迎えました。
小諸市建設協議会と水道工事協会が、
市内の景観を美しく保つため実施していた草刈り作業。
これにあわせ
小諸市エリア高地トレーニング推進協議会のメンバーである
商工会議所からも参加し、共に行っています。
今年度も2度計画。
6月に続いて2度目となった今回は、
小諸市水道工事協会の会員12人と
小諸商工会議所の高地トレーニングを推進する
特別委員会のメンバーら
22人が参加しました。
標高2000メートルの高地と、
標高1000メートルの準高地での
トレーニングを組み合わせると
心肺機能と運動能力の向上が期待されます。
そのため1000メートル林道は、
多くのアスリートがトレーニングで使用しています。
ことし6月には陸上:競歩の山西利和選手が
1000メートル林道で高地トレーニングを実施。
7月にアメリカで開催された世界陸上では
20キロメートル競歩で優勝を果たしました。
今後も多くの選手たちが、
1000メートル林道を練習地として使うことが決まっています。
参加した人たちは、
手分けしながら生い茂っている草を刈り、
アスリートが走りやすい環境を整えていました。
小諸市水道工事協会 山岸嘉之会長
「トップアスリートを小諸の地で育てていくというのが
大きな目的でありまして、
そこの部分我々は建設業者として
何か下支えできるものがないかというところで
草刈りという形で気持ち良く走ってもらえるようにということで
道路整備までできれば良いのですけど
まだそこまではいかないので、
まだ少ない部分ですけれども協力して活動しています。
小諸のね、自然豊かな中を気持ちよく走っていただいて。
また1000mの標高で走れるという世界でも
あまりないくらいの環境ですのでね、
そういった部分でもより多く使っていただければと思います。」
次回は来年6月頃を予定していて、
小諸市建設協議会が同様の作業を担当します。