「第41回小諸美術会展」と
「第43回小山敬三美術館友の会主催人物写生会展」が
今月4日(日)まで小諸高原美術館、
白鳥映雪館で開かれています。
この展示会は、
小諸美術会と小山敬三美術館友の会が、
毎年開いているものです。
小諸美術会展はことしで41回目、
人物写生会展は43回目を数えます。
「小諸美術会展」には、
油彩画や水彩画、水墨画など
さまざまな技法の作品、
あわせて65点が並びました。
なかでも、
小諸市在住の
土屋敏子さんの作品「パリ 日曜の朝に」は、
日本最初の洋画団体「太平洋美術会」が
令和4年に開いた「第117回太平洋展」で
東京都知事賞を受賞。
休日の朝の訪れを、味のある色使いで表現した水彩画です。
下地の白を生かしながら、
パリの街並みを情緒的に描いた作品で、
ひときわ目を引いていました。
また、会場で存在感を放っていたのは、
50号サイズから100号サイズの作品を集めたスペースです。
懐古園内の石垣をダイナミックに描いた作品や、
千曲川の源流を美しく描いた作品などが並びました。
一方、「人物写生会展」には、
6月・7月に2回開かれた写生会で
会員らが制作した作品、
30点が展示されました。
モデルは今回、
CTK新人キャスターの加藤里奈キャスターと
わたくし、吉薗侑未が務めました。
参加者らは、人物の特徴を的確にとらえながらも、
表情を工夫したり、色使いにこだわったりと
それぞれの感性で思い思いに表現していました。