去年行われた第1回国際声楽コンクール東京で

アマチュア部門5位入賞を果たした

小諸市在住の横山弘さんが

24日(日)文化センターホワイエで

ソロコンサートを開きました。

 

この日は、横山さんの歌声を聴こうと

市内外からおよそ70人が文化センターホワイエに集まりました。

 

横山さんは、

小諸市や近隣市町村の合唱愛好家が集う

「合唱団小諸ハーモニー」に40年所属し、

活動を続けています。

去年10月には第1回国際声楽コンクール東京に出場。

アマチュアの61歳から73歳が対象となる

声楽愛好者B 男声部門で

見事、5位入賞を果たしました。

 

今回のコンサートは、コンクール入賞記念と

応募していたNHKのど自慢佐久大会が

中止となったことを受け、

横山さん自身が2つの記念にと、開催を企画したものです。

 

この日は、日本の名曲やシャンソン、オペラの楽曲などを披露。

コミカルに演技も交えながら歌う場面もあり、

会場を楽しませていました。

 

事前にリクエストのあった曲を中心に10曲を歌った横山さん。

訪れた人たちをその美声で魅了しました。

 

またアンコールでは、のど自慢大会で歌う予定だった

「いのちの歌」を情感たっぷりに歌い上げました。

 

横山さんはこれからも合唱団での活動を中心に

歌うことを続けていきたいとしています。

 

「これ無料のコンサートということでですね、

チケットを売らないので、

いったい何人が集まるんだろうかということが最後までわからなくてですね、

もしあんまり増えすぎても会場的に悪いし、

ガラガラでも困るしということで、

きょうちょうどいいような感じで

いっぱい集まっていただいてとても嬉しかったです。

 

歌は人生の一部ですよね。生きることの一部、喜びみたいなものです。

この2年間コロナで合唱活動が

どこも停滞しちゃって学生も含め

一般人も含め停滞していますので

早くこういった環境が改善して

合唱活動が盛んになっていってくれればいいなと節に願っています。

 

ソロは大変なんでいつも合唱団でベースで歌っているだけなので、

こういった旋律を歌う機会というのはないんですが、

下の旋律を歌っていても旋律はどうなんだと意識するのは大切なので、

発表する機会があるということは別にして

一人でこういった歌うという活動は

練習は続けていきたいと思います。」