今月29日にリニューアルオープンを控えた

小諸市動物園の内覧会が、

12日(火)に行われました。

 

2026年に開園100周年を迎える、小諸市動物園。

県内最古の動物園として長年親しまれてきましたが、

施設の老朽化や動物の高齢化など、

様々な課題を抱えています。

 

そんな小諸市動物園。

1年間の休園の末、

今月29日に満を持してリニューアルオープンを迎えます。

 

今回のリニューアルでは、

フンボルトペンギンの展示施設の改修や、

休憩所の整備を実施。

小諸市動物園再整備基本計画の第1期として、

総工費およそ1億5190万円をかけて行われました。

 

ペンギン舎には、のびのびと泳ぐことができるプールを整備。

容積は整備前の4倍超の13立方メートル、

深さは3.5倍超の1.5メートルになりました。

 

アクリルガラス越しに、

ペンギンが水中を泳ぐ様子を観察することもできます。

 

この日は、

東京都の葛西臨海水族園と

新潟市水族館マリンピア日本海からやって来た

8羽のペンギンもお披露目。

 

そのうち14歳の雄「ボー」は、小諸市動物園出身です。

おととし12月にマリンピア日本海に移りましたが、

動物園のリニューアルを機に小諸に戻ってきました。

 

8羽のペンギンは、元気にエサを食べたり、

勢いよくプールの中を泳いだりしていました。

 

また、ペンギン舎の隣には、

屋根付きの「ふれあい休憩所」を新設。

雨天の際も、園児などの団体客が利用できるよう、

屋根が設けられています。

 

休憩所の一角では、

モルモットやパンダマウスと触れ合うこともできます。

 

今後は、

開園100周年に向けた第2期整備として、

レッサーパンダやカピバラの導入も検討していくということです。

 

小諸市動物園のリニューアルオープンセレモニーは

今月29日(金)に予定されています。