小諸市地産地消推進協力店の認定式が、

23日(水)に市役所で開かれ、

新たに3店舗が認定を受けました。

 

小諸市では平成22年12月から

地元産品の生産・消費の拡大、

また地域の農業について知る機会を増やしていこうと、

小諸市地産地消推進店認定制度を設けています。

 

この制度は小諸の農産物などを積極的に使用し、

消費者へ広くアピールしている事業者を

地産地消推進協力店として認定するものです。

 

今回新たに認定を受けたのは大手の「揚羽屋」と、

荒町の「デリカテッセン山吹」、

そして、本町の「BISTRO AOKUBI」です。

 

代表の竹尾智菜美さん、関利政さん、鴨川さんに、

小泉市長と小諸市地産地消推進協議会の中村正明会長から

認定書と認定プレートが授与されました。

 

大手にある「揚羽屋」では、

市内で作られた米や野菜を使った定食、

また地元産品を使ったデザートを提供しています。

 

揚羽屋 竹尾さん

「地産地消推進協力店に認定されまして、

大変嬉しく思っております。

そして作っていただいたプレートがとても立派なものなので、

店頭に飾ることが待ち遠しいです。

もっともっといっぱい使えるものがあると思いますので、

どういうものを使って

どういう料理にしていくかということを考えていきたいと思います。」

 

荒町にある自家製ハムとソーセージの専門店

「デリカテッセン山吹」は、

信州の伝統野菜にも認定されている「菱野南蛮」の活用や

ピクルスにも小諸の野菜を使っている点が評価されました。

 

デリカテッセン山吹 関さん

「去年の8月20日にオープンして以来、

小諸の農家の皆様と協力して小諸の野菜などを使ってきて、

それが評価されたんだなと思って大変嬉しく思っています。

小諸の野菜はおいしいので、

これからも上手にバランスよく使っていければなと思っています。」

 

本町でイタリアンレストランを営む「BISTRO AOKUBI」では、

主に前菜で、小諸の野菜を使用。

店のコンセプトは、小諸産の農産物を100%使用し、

小諸の良さを知り、喜んでもらうことだと言います。

 

BISTRO AOKUBI

「お店のお客様は地元の方も当然たくさんいらっしゃるんですが、

市外の方も結構いらっしゃっていて、

市外の方は小諸がどんなところか

あんまりどんなところか分からないでいらっしゃっているので、

そういった方により小諸のお野菜美味しいんだよとか、

素材が良いからこういう料理が出来るんだよみたいな、

そういうのをもっとどんどんアピールできたらなと、

そういったお店になっていけばいいかなと思っています。」

 

今回新たに3つの店舗が認定され、

小諸市地産地消推進協力店・事業所の数は

全部で56となりました。