新型コロナの感染急拡大を受けて、

現在県内全域に

「まん延防止等重点措置」が出されています。

飲食店などには営業時短要請も出される中で、

市内の商店や飲食店など

様々な業種で深刻な影響が出ています。

 

今月20日までの期間で発出されている

「まん延防止等重点措置」。

感染の急拡大により、市内の商店は、

人の出がほとんどない状態となっています。

 

相生町商店街振興会 市川会長

「正直言いまして去年の1月も非常に厳しい状況だったんですけど、

今回はオミクロン株というのが空気感染するということで、

かなりお客様も警戒しておりまして、

正直去年よりも厳しい状況であります。

本当に街を歩く人の数も減っていますし、

ほかの店の方に聞いてみてもかなり厳しいということを言っていますので、

本当にどの業種にもあてはまることだと思います。」

 

飲食店組合 田添組合長

「私が聞いた範囲ではお客さんが出てこないから

売り上げが落ちたと五割減とかあるいは夜の商売の方は

見せ開けても仕方ないから休もうというくらいですね。

だから前回の去年の1月、長野県で最初に小諸がレベル5になった時、

それよりもひどいという情報が私のところにはきております。

今までこういう経験がないというくらいですね、

つまり去年の1月、8月ですね、

その時に比べても本当に今回は悪いというお話ですね。」

 

かつてないほどの厳しい状況となっている

市内の商店や飲食店。

飲食店組合では、スタンプラリー抽選会で当選者に配った

お食事券の有効期限を来月半ばの予定から

延長することも視野にいれていると話します。

 

更に、相生商店街振興会と飲食店組合では、

小諸市に要望書を提出。

市内での消費喚起を目的とした

プレミアム商品券「こもろ応援チケット」の

できるだけ早期の発行を要望を伝えました。

 

相生町商店街振興会・市川会長

「今一番考えられるのはプレミアム商品券かなと思います。

少しでもこの商店街でお買い物をしていただける

きっかけづくりが出来ればと思っております。

今人が集まるイベントが出来ない中で何が出来るかなというと、

やはり少しでもお得にお買い物ができるということを

お客様にお伝えできるかなということが大事かなと思いますので、

そういう意味では今までのプレミアム商品券も

非常に有効的だったかなと思います。」

 

飲食店組合田添組合長

「まず一つはプレミアム付きの商品券、

いわゆる応援チケットですね、

これを市の方でできるだけプレミアム率の高い応援チケットを出していただいて

さらにその中に飲食宿泊専用券ですね、

これをやっぱり15%以上それくらい入れた

応援チケットを発行していただきたいとこれがまず第一点ですね。

2つ目は抽選会の時に市長さんから

スタンプラリーぜひ3回目をというお話があって

その時は考えていなかったのですが、

これだけひどい状況を聞きますと、

やっぱりもう一度今年の7月あたりから12月まで

また半年間スタンプラリーをやらなければならないかなと、

ついてはその補助金を今年度同様にお願いしたいと

2つのお願いを先週市にさせていただきました。

やっぱり市民のみなさんが買ったプレミアム商品券応援チケットは

必ず期間内に使わなければならないというのがありますのでね、

本当にプレミアム商品券出していただくと実感として違うなというね、

みなさんそういう声は聞きます。

ほかの飲食店からもね。

これだけは市の方に強くお願いしたいと思います。」

 

なお、小諸市では、県の交付金を活用し、

まん延防止等重点措置に伴う

営業時短要請対象外の飲食業や

宿泊業、旅行業、理容・美容業など、

大きな影響を受けている

市内のおよそ300の事業者に対し、

1事業者あたり20万円の支給を決定しました。

今後も引き続き消費喚起への対策を

進めていきたいとしています。