小諸市のボランティア読み聞かせグループ「朗読『わ』の会」で

長年講師として活動をしてきた

和田壽子さんを偲ぶ会が、

20日(土)、小諸図書館で行われました。

 

この日、小諸図書館で開かれた

「和田嘉壽子さんを偲ぶ朗読会」には

生前和田さんと親交のあった人など、

およそ60人が集まりました。

 

和田嘉壽子さんは、1945年生まれ。

脚本家で作家の瓜生喬さんに10年朗読を学び、

その後野岸小学校で図書館司書として20年勤務しました。

 

ボランティア読み聞かせグループ「『わ』の会」では、

朗読の講師としても活動。

平成22年からは、「小諸・藤村文学賞 表彰式」で、

毎年、大賞作品を朗読してきました。

 

今回の会は、和田さんの功績や教えをたどろうと、

和田さんの3回忌に合わせて、

「『わ』の会」が初めて企画しました。

 

はじめに、和田さんが亡くなる1か月前

最後に朗読した、むかしの話小諸の民話「牛にひかれて」を

鑑賞しました。

 

その後、「『わ』の会」のメンバーが朗読を披露。

和田さんの教えを胸に「葉っぱのフレディ」を読みました。

 

「『わ』の会」代表の東さんは、

今後も和田さんの教えを大切に、

朗読活動を頑張りたいと語りました。

 

代表東澄子さん

「たくさんの人が来ていただきまして、本当に先生の人柄だと思います。

とにかく優しい方でした。声も優しいけど、

指導の仕方もとっても優しくて。

注意をする時も、すごく優しい声で、

『こういうふうに読んだ方がいいわよ』とか。

これからは、民話をやっていきたいですが、

先生の指導も受けられませんけども、

先生に教えていただいたことを胸に、

どこの場所においても、頑張ってやっていきたいかなと思います。」