第66回長野県更生保護大会が

10月29日(金)に小諸市文化センターで行われました。

 

大会を前に、

会場では小諸市の「りんどう会とその仲間たち」による

コカリナの演奏がありました。

 

長野県更生保護大会は、

功労者の顕彰を行い、功績を称えることで、

関係者の意識統一と士気の高揚を図ることを目的に

毎年、各保護区の持ち回りで行われています。

 

今回の大会は、小諸を含む北佐久保護司会が担当。

新型コロナウイルスの影響で、1年越しの開催となりました。

 

この日は、

県内各地の保護司や更生保護女性会員ら

およそ350人が出席。

功労のあった、およそ330の個人と団体が表彰されました。

 

あいさつに立った

長野県保護司会連合会長の山元秀泰さんはー。

「生きづらさを生きていくには、さまざまな事情により、

生きづらさを抱えた人が、

望まない孤立や社会的孤立などを克服していくためには、

人と人との絆や支えてくれるコミュニティーが

大切であると言われています。

このような再犯や再不幸を防止し、

社会復帰を支えていくという更生保護に期待される役割は

いささも変わることはありません。」

 

保護司とは、犯罪や非行に走った人の立ち直りを支える

更生保護ボランティアの一つです。

保護観察対象者の住まいや雇用の確保の他、

犯罪や非行の防止活動にも取り組んでいます。

 

今回の大会開催で気持ちを新たにした保護司たち。

長野県保護司会では、

地域と連携を取りながら、

今後の活動を行っていきたいとしています。