市内の65歳以上の高齢者を対象とする

新型コロナウイルスのワクチン集団接種が

きのう12日(水)から始まりました。

 

初日のきのう12日は、受付場所となる特設ハウス前に、

15分ほど前から接種を受ける人たちの列が

出来ました。

市内65歳以上の高齢者を対象にした

新型コロナのワクチン接種は、

市民交流センターを会場に

小諸北佐久医師会の小諸支部とこもろ医療センターの

医師や看護師、それに薬剤師など、

市内の医療関係者の協力で行われます。

 

実施日は、水曜日、木曜日、土曜日、日曜日の予定で、

来月中旬以降から金曜日も加わります。

水曜日から土曜日は午後に1回、

日曜日は午前から午後の3回に渡って

行われる予定です。

 

接種の方法は、旧町村単位を基本に地域をグループ分けし、

グループごとに曜日と時間を指定して実施。

JRバス関東の協力のもと、送迎バスを運行。

会場近くの地域の人は徒歩を基本としますが、

それ以外の地域の人は指定の場所から

バスに乗って受けに行くという流れになります。

 

きのう12日から始まった

市内の65歳以上の高齢者を対象にした

新型コロナのワクチン接種。

 

初日は、午後3時から6時まで時間が設けられ、

およそ220人の高齢者が接種を受けました。

 

会場では、問診と接種後、30分の経過観察を行います。

きのうは特に混乱もなくスムーズに接種が行われ、

経過観察を終えるまで

1人あたりおよそ50分から1時間ほどで

終了していました。

 

接種を受けた人

「案ずるよりはスムーズにやっていただいて無事終わりました。

痛くもかゆくもないくらい。」

(小諸市は日時を指定しての集団接種という形をとっていますが

どのように受け止めていますか)

「とてもよかったと思いますね。テレビとかで見ていると大変ですね。

お年寄りというのは電話しか頼りがないので

そういう意味でとても感謝しています。」

「特に変わりはないです。痛みもないし、

普段と何も変わらなかったので安心しました。

私の母たちも佐久の方なんですけど、

接種券が届いても曜日、日にち、わざわざそれを以て行って

受付をしないとできないので、

小諸は直接日にちと時間が書いてあったので、助かりました。」

 

市内の65歳以上の対象者は1万3千539人。

小諸市によると、当初8月末までに完了する予定でしたが、

国の要請にもとづき7月末までに間に合わせるよう

対象者に前倒しを呼びかける方針です。