御代田町でこども食堂を運営する

「NPO法人まちの縁側なから」が、フードパントリーと

学用品リユースの事業を新たにスタートしました。

 

御代田町で、ひとり親家庭や貧困家庭の支援などを目的に

2年半前からこども食堂を運営する、

「NPO法人まちの縁側なから」。

19日(土)から、フードパントリー・学用品リユースの事業を

始めました。

新型コロナウイルスによる

失業などの影響を受けている家庭が少なくないことを受け、

休眠預金を活用した助成金を利用して

先月から寄付を募るなどして準備をしてきたものです。

フードパントリーと学用品・制服リユースは、

市民や、

普段からこども食堂を支援する県外の人から寄付された

缶詰やレトルト、お菓子などの食品、

ランドセルや制服、文房具、辞書などの学用品を、

希望する家庭に無料で引き渡します。

また、平日と隔週土曜日の夕方には、

学校の宿題などの学習をサポートする

学習支援も受け入れています。

夜7時からの、

こどもは無料で手作りの夕食を食べることができる

「こども食堂みよた」を続けて利用することができます。

どの事業もすべての地域の子どもを対象としていて、

平日にフードパントリー・学用品リユースの受け取りを

希望する場合は事前連絡の上こども食堂の時間内で対応。

土日の受け取りと、こども食堂の利用については、

時間内であれば連絡は必須ではありません。

また寄付やボランティアとしての参加も、

全地域から随時受け付けています。

 

小林重太郎さん

「私がずっと厳しい認識を持っていたのは、

コロナがひとり親家庭や弱いところに影響が直撃している。

それをこども食堂をやっていていろんな方の話を聞く中で強く感じていたし、

そういう所に対してこども食堂だけでなく

いろんなサポートをしていきたいという中で、

たまたま国の休眠預金をつかった助成金の話があって、

本当に急いで立ち上げて、

緊急に、年末・年度末が来てさらに厳しくなります。

そういう思いでフードパントリー、

あと学用品・制服のリユースを子ども食堂に加えて立ち上げました。

今度のフードドライブ・学用品リユースは、

子ども食堂には来られないけど厳しい家庭が多いです。

そちらの方がはるかに多いです。

だからそういうご家庭のサポートとして立ち上げたということです。

地域は関係ないです。子どもたちを応援するために、

ぜひ場所は御代田ですがご利用いただきたいのと、

なかなか御代田は来られないという方も多いと思います。

そういう方は学校や諸団体の方がこちらに連絡いただければ、

私の方からお届けするということもいたします。

諸団体や学校からこちらに情報いただいてもかまいません。

もちろん来ていただいてもかまいません。

いずれにせよ、御代田町にあるけれど

小諸市の子どもたちのことを強く意識した場所でもありますので、

ぜひご活用あるいはご連絡ください。」

 

「NPO法人まちの縁側なから」では、

今後も継続的な支援を行えるよう

広報活動などに力を入れていきたいということです。