市内加増の千曲運輸株式会社が8日(木)、

ながぎん地域応援私募債を活用して

市内小中学校に寄付を行いました。

 

この日は千曲運輸株式会社の中嶋剛登社長をはじめ、

同じく千曲運輸株式会社の小林直樹さん、

長野銀行小諸支店の田中陽介支店長が

市役所を訪れました。

長野銀行が2年前から発行している

ながぎん地域応援私募債。

私募債とは社債の一種で、

会社が資金調達するために銀行が販売する「債権」のことで、

企業がまとまった資金を調達する方法として利用されます。

ながぎん地域応援私募債は発行した会社が、

発行手数料の一部を使って、学校や公益財団法人などへ

物品の寄付を行うことができます。

今回、千曲運輸株式会社は長野銀行側の提案で

3000万円の私募債を発券。

その手数料にあたる6万円を千曲運輸株式会社が

小諸市内の小中学校に寄付しました。

寄付金を受け取った小林秀夫教育長は

感謝の言葉を伝えました。

 

また教育委員会が寄付のお礼として

梅の花のピンバッチを贈り、

今後も子どもたちへの支援の協力を求めていました。

 

中嶋社長

「兼ねてから当社は小諸に根を生やした会社なので

何らかの形で地域貢献したいという風に考えていました。

今回長野銀行さんから私募債のお話をいただきまして、

その一部を寄付という形で利用できますよとお話いただいたので、

このタイミングで何か役に立てるんだったらということで

ぜひやらせていただきたく、私募債をやらせていただきました。

今回寄付先については小諸の市内の小中学校の楽器購入、

修繕に活かしてもらって子どもたちが楽しく

音楽を奏でられるようにと考えてやらせていただきました。」

 

市では、寄付金を市内小中学校の

音楽活動の費用として使用する予定です。