新型コロナウイルス感染症拡大を最小限に食い止め、

地域全体で取り組みを強化するための、

「新型コロナウイルス対策小諸市総合連絡会議」の

4回目の会合が

6日(火)に市役所で開かれました。

 

この会議は、新型コロナウイルスの

感染拡大防止対策を進めるため、

関係機関が情報共有と意見交換を行う場として

ことし4月から開かれているものです。

市長を会長に、小諸北佐久医師会やこもろ医療センターの他、

佐久保健所、商工会議所、それにこもろ観光局など、

11団体がメンバーに名を連ねています。

 

市長挨拶

「これまで市内で7名の方の感染を確認しておりますが、

この間皆さまと様々な情報交換や意見交換を重ねてきましたので、

その時々で慌てることなく感染拡大防止に向けて

適切に諸対応ができたのではないかと考えております。

そういった意味でもこの総合連絡会議を積み上げてきたことは

大変意義のあるものと理解しております。」

 

冒頭、挨拶に立った小泉市長はこのように述べ、

新型コロナへの向き合い方についてこう話しました。

 

「感染拡大防止を社会経済の折り合いを付けながら

長い闘いというよりもWithコロナという言葉が生まれたように、

いかに共存していくかという観点が必要かと思います。」

 

市長は更に、

「コロナによって差別や偏見などがおきることのないように、

一人一人が心がけていかなくてはならない。」などと述べました。

 

6月の第3回以降およそ4か月ぶりの開催となった

今回の会議では、

各団体のこれまでの取り組みなどについて、

情報交換が行われたほか、

今後の計画などについても示されました。

 

今後小諸市内では、今月15日に、

ドライブスルーでPCR検査を行う

「小諸北佐久地域外来・検査センター」を開設します。

実施主体は小諸北佐久医師会で、

正午から午後3時まで、1日最大16人を受け入れる予定です。

 

小諸市では今後も各団体による意見交換を通して、

連携を図りながら、対応を図っていきたいとしています。