農業委員が中心となってつくる有志団体「いもいもの会」が

収穫した「白土ばれいしょ」を先月25日(火)に

小諸市社会福祉協議会に寄付しました。

 

この日は小諸市農業委員会の

荻原勝己前会長と

いもいもの会 今年度会長の清水信さんが

小諸市社会福祉協議会を訪れ、

ことし収穫された「白土ばれいしょ」2500㎏のうち

45㎏を寄付しました。

 

いもいもの会は、

遊休農地の解消や地産地消の推進を図り、

御牧ヶ原の特産品である白土ばれいしょ、

通称白いもをより多くの人に知ってもらおうと、

白いもの栽培を行っている団体です。

 

ことしは農業委員25人が中心となって白いもを栽培。

例年、

一般市民も種いもの植え付けなど栽培に携わっていますが、

ことしは新型コロナウイルス感染拡大防止のため

収穫作業のみ一般市民が参加しました。

 

いもいもの会では「白土ばれいしょ」を

社会貢献に生かすと共に、外部に発信していこうと、

去年から小諸市社会福祉協議会に

白土ばれいしょを寄付しています。

 

小諸市社会福祉協議会では去年に引き続き、

受け取ったイモを、

市内で運営されている子ども食堂や

福祉施設などに寄付するということです。

 

いもいもの会 清水会長

「食を通じてですね、

福祉や医療の現場で頑張られている方にですね、

ぜひ応援できればという思いで寄付させていただきました。

肩の荷が下りるといいますか、正直収穫までね、

どういう風になるかなんて分からないので、

非常に天候を見ながらですね、

作業など進めたわけですけれども、

非常に喜んでいただければですね、

本望かなと思っております。

活動の発信にもなりますし、

御牧ケ原のじゃがいもを食べていただいてですね、

地産地消していただいて、

コロナの関係も今だいぶ大変なことになっていますので、

そういったものに負けないように

やっていただければと思いますけれども。」

 

農業委員会では、来年以降も

社会福祉協議会に白いもの寄付を

行っていきたいとしています。