佐久市の遊休農地で、

小諸・佐久などの市民有志が野菜の栽培に挑戦する

プログラムが始まっています。

 

この日は、小諸や佐久、軽井沢から、

プログラムに参加するおよそ10人が集まりました。

地域の農家に教わりながら、

ズッキーニやさつまいもの苗を植えていきます。

今月から始まった「プチ自給自足チャレンジプログラム」。

遊休農地を活用して野菜の栽培について学び、

農業を楽しみながら

自給自足に挑戦してみようというプログラムです。

今月10日から、佐久市常田の農地で

毎週日曜日に活動しています。

 

参加費はひとり年間で5000円。

農家からの指導を受けながら、

それぞれが育ててみたい野菜を栽培します。

各地で増える遊休農地を耕し農作物を作ることで、

人が集う場として再活用することが目的です。

 

参加者

「家とかプランターとかで育てたりしていました。

(こういう広い畑では?)初めてです。」

「こういう体験をしてみたいっていうこともあって、

いろいろ初めてだったので、参加しました。」

「楽しいです。」

「棚とかマルチひいたりすることとか、

苗を植えたりすることが大変です。」

「農業は大変だったりとかする方、こういう体験もできたから、

自分も大人になったときにやってみたいなと思いました。」

 

山﨑さん

「一人で去年もここ作らなかったし、

ここも半分くらいしか作らなかったけど、

ちょうどコロナで息子が来ていたから

トラクターで起こしてもらって、

みんなと、若い人たちとできれば

今まで腰が曲がっていたんだけどね、

伸びた気がするの、おかげでね。

若い人が一緒にお手伝いしてもらえることは

幸せなことだよね。

できたのをまた皆で楽しめるように、

上手に食べるということを

普及させていきたいと思って、そんなことです。」

 

楚山さん

「遊休農地とか身の回りにたくさんあるので、

そういうのを活用してみんなで楽しく

農業体験できればいいなということで、それで企画しました。

受け入れてくれる農家の方が非常に

おもてなしの心がたくさんあって、

みんな毎回楽しく実施できております。

今場所は佐久の同級生の畑をお借りしていますが、

私の地元の小諸市の中にもたくさん遊休農地があると思うので、

そういう方々にも場所を提供していただくとか、

受け入れていただいて、こういう活動を

小諸市にもたくさん広げていきたいなという風に思っています。」

 

今後、ナスやきゅうり、ねぎなどを植え、

ことしは全部で14種類以上の野菜を育てます。

収穫の時期には収穫祭を開き

参加者全員でおいしく味わう予定だということです。