高峰高原などの浅間山麓での

高地トレーニングを推進する

「小諸市エリア高地トレーニング推進協議会」。

今週16日(日)には、

令和元年シーズンの実績や取り組みについての

市民報告会がステラホールで開かれました。

 

この日の報告会には、推進協議会の会員を始め、

市民などおよそ70人が集まりました。

小諸市エリア高地トレーニング推進協議会は、

小諸市エリアの高地トレーニング事業を、

行政や産業団体などが

連携して進めていこうというものです。

推進協議会は

市や浅間南麓こもろ医療センター、小諸商工会議所など、

8団体で構成。

 

「小諸から表彰台へ~常に高みをめざす

アスリートを応援します」を合言葉に、

「小諸市高峰」を日本で唯一の高地トレーニングの聖地として

築き上げることをめざし

活動しています。

令和元年シーズンは、

山岳ランナーで2019スカイランナーワールドシリーズで

年間世界チャンピョンに輝いた上田瑠偉選手、

男子競歩で東京オリンピック出場が内定している

鈴木雄介選手や山西利和選手、

トライアスロン女子で東京オリンピック有力候補の

上田藍選手など、

第一線で活躍する選手などが来訪。

全体では、29団体、延べ2962人が訪れています。

また、令和元年シーズンは高地トレーニングの聖地化、

高峰のブランド化を図ろうと

東海大学スポーツ医科学研究所と連携協定を締結。

この協定はスポーツによる地域の活性化と

健康づくりにつなげるねらいがあります。

 

さらにこの日は、推進協議会のメンバーを始め、

市民の健康増進に携わる人や宿泊施設関係者、

ジュニア・スポーツの関係者などをパネラーに

「高トレって何。低酸素で介護予防」と題した

市民トークセッションも行われました。

市民にいかに健康づくりに恵まれたこの環境を

利活用してもらうか、

外部に向けて小諸の

トレーニング環境の魅力を知らしめていくかが

今後の展望として掲げられていました。