浅間山の噴火警戒レベルがおととい6日、
レベル2から1に引き下げられました。
これによって、きのう7日(木)夕方には、
火口から概ね2キロから500メートルまでに、
登山規制が緩和され、
前掛山までの登山が可能となりました。
浅間山は、8月7日に発生した小規模噴火を受けて、
噴火警戒レベルが3に引き上げられた後、
8月19日にレベル2に引き下げられ、
火口から概ね2キロメートル以内への立ち入りは
禁止されていました。
以降、レベル2が継続されていた浅間山ですが、
先月上旬から火山性地震などが少ない状態が続き、
火山活動が低下。
気象庁は、
火口から500メートルを超える範囲に影響を及ぼす
噴火の可能性が低くなったと判断し、
おととい6日、噴火警戒レベルを2から1に引き下げました。
これを受け小諸市では、登山道の点検を行い、
きのう7日(木)夕方に登山規制の緩和を発表。
火口から概ね500メートル、
前掛山山頂までの登山が可能となりました。
小泉市長はきのうコメントを発表し、
「活火山であることと、積雪、その他災害への警戒を忘れずに、
必ず登山届を提出していただき、情報収集に努め、
火山などの危険があることを承知で、
登山するか断念するか
自らの判断により登山をしていただきたい。」
とコメントを発表しています。