小諸市出身の日本画家で、日本美術院「特待」の

牧野伸英さんの個展が、

10日から12日まで3日間の日程で、

相生会館を会場に開かれました。

会場には、牧野伸英さんが花や風景などを題材にして

これまで描いてきた日本画作品

23点が展示されました。

牧野さんは、小諸市相生町出身の52歳。

野沢北高校から多摩美術大学に進み、大学院修了。

日本美術院春の院展で19回。秋の院展で18回、

入選を果たしてきました。

現在、日本美術院「特待」です。

これまで横浜で活動してきましたが、

先月ふるさと小諸に戻り、

制作活動を行うことになりました。

今回の展覧会は、小諸での制作活動開始に向けて、

有志による後援会が企画したものです。

4年前に、小諸高原美術館で展覧会を開いたことはありますが、

今回は帰省後初のふるさとでの個展となりました。

会場では、牧野さんが日本画を描く様子も披露しました。

「まさに故郷に錦を飾るじゃないですけれど

多くのみなさんに来ていただきまして、

きょうなんか大盛況で、非常に感謝しております。

展示は結構大変だったんですけれど、

やって良かったなって思います。

ずっと継続して絵を描いていくんですけれど

非常に風光明媚でいい景色がたくさんありますので、

風景なんかを中心にどんどん制作していきたいと思います。

今回の展覧会は実はこれで終わりではなくて、

うちの自宅のギャラリーで継続して私の作品、

あるいは民芸品を展示・販売していくきかっけとしての展覧会です。

これが終わりではなくて、

今後ともどんどん制作をしていきますので、

自宅ギャラリーまでご覧においでいただければ幸いです。

よろしくお願いいたします。」