子どもの自転車による事故をなくすために。

学校と地域が協力して運営している

美南ガ丘小学校の支部別親子自転車教室が

12日(日)小諸自動車教習所で行われました。

 

この教室は

教習コースを使った実践的な講習を通して、

地域の子どもたちの安全に役立てられればと、

小諸自動車教習所の呼びかけで始まったものです。

40年目を迎えたことしの教室には、

美南ガ丘小学校の学区内10のPTA支部から、

およそ250人の子どもたちが

支部ごとに順番に参加しました。

初めに教習所の職員から

自転車を安全に乗るための説明を受けた子どもたち。

「ぶたはしゃべる」という自転車の合言葉に沿って

ブレーキ、タイヤ、反射板、車体、

ベルが正常かを確認していました。

実習では、教習所のコースを実際の道路に見立て、

自転車に乗る側と車を運転する側、

両方の立場を体験します。

自分の自転車に乗って、コースを回った子どもたちは、

保護者らが見守る中、

交通ルールをしっかり確認して、

自転車の安全な乗り方を学んでいました。

一方、保護者が運転する車に乗った子どもたちは、

ドライバーの立場に立って、

自転車の正しい乗り方について確認していました。

長年続けられているこの取り組み。

親と子で共に、

自転車の乗り方や交通安全について学ぶ

良い機会となったようです。

 

参加保護者・子ども

「自転車に乗るところが楽しかったです。」

「まだ自転車乗り始めて間もないんですけれども、

こうやってしっかり教えていただく機会があることで

また、子どもの安全も守られるのかなと思って

ありがたいと思いました。」