水明小学校では、

毎年恒例の「田んぼスケート」の授業が始まっています。

17日(木)には

2年生およそ60人が、スケートを楽しみました。

子どもたちが伸び伸びと滑っているのは、

田んぼの上に水をはって作った田んぼリンクです。

市内で唯一、敷地内に田んぼがある水明小学校。

毎年この時期に、水明小学校の全学年の児童が、

体育の授業の一環として楽しんでいます。

田んぼリンクは、

最低気温が氷点下となる気候を生かして、

校舎の田んぼに毎日水をはって作られています。

ことし1月に入って気温が十分に冷え込み、

3学期からスケートの授業がはじまりました。

田んぼの一番奥まで凍ったこの日。

子どもたちは広々とした天然のリンクで、

歓声を上げながら、

寒さに負けずに元気に滑っていました。

「楽しいです。みんなでお友達と滑るところです。」

「難しかったけど、楽しかった。上手に滑れるようになりたいです。」

「楽しかったです。スイスイ滑りたくなりたい」

「楽しかったです。

(学校にスケートリンクがあるのはどう思いますか?)

楽しく滑れていいです。」

田んぼリンクの整備は、

職員と地域住民が協力して行っています。

その中心となっているのが、

近くに住む、学校評議員の花岡一登さんです。

毎日リンクの掃き掃除や水まきをして、

子どもたちが気持ちよく滑れる環境を作っています。

この日はスケートの授業にも訪れ、

和気あいあいと子どもたちのサポートをしていました。

水明小学校では、

氷が解ける時期まで、

この田んぼスケートを行う予定です。