和田区の防災訓練が

21日(日)区の農村研修センターで行われました。

 

5年前に自主防災組織を立ち上げた和田区では、

区民の防災意識を維持するため、

毎年防災訓練を実施しています。

 

区内の8つの常会を半分にわけ、

毎年4つの常会ごとに訓練を行っていて、

ことしは、対象となった常会の区民

およそ100人が参加しました。

訓練では、

浸水に備え、土のうのつくり方について学びました。

消防団員

「川下になっちゃうと土が流れていっちゃうので、

これから水が流れてくると仮定すると、

入り口を、こう下にこうして詰めていく。」

 

区内の消防団員が講師を務め、

土のうの積み方について説明。

 

集まった人たちは、団員に質問したり、

実際に土のうを積んだりと

積極的に訓練に参加していました。

続いて行われたのは、消火訓練です。

火災発生時に備え、

消火栓からホースを伸ばして、

延長する方法について学びました。

ホースをつなぎ終えると、

参加者らは消防団員に教わりながら、

実際の放水を体験しました。

 

参加した区民

「テントのつくり方とか、土嚢の積み方とか、

なかなか普段、やることはないんですけど、

土嚢のつくり方とか、縛り方とか非常に勉強になりました。

忘れないように自分でも復習しながら、

災害時には慌てないように近所で協力して

できるようにということでしていきたいと思います。」

 

女性

「ちょっと難しかったけど、

教えてもらったらすぐできるようになりました。

いいことだと思いますね。

こういうのをもっと皆さんが知って頂ければいいと思います。

害の時って慌てちゃうから。」

 

和田区では、今後もこの防災訓練を続け、

万が一の災害に備えたいとしています。

 

区長

「自分の安全は自分で守る、

それから家族の安全は家族みんなで守る、

地域の安全は地域で守るんだ、そういう思いで、

毎年ここ5年程続けてやっているんです。

いざ災害があった場合にはみんなで地域全体で

力を出し合って助け合ってやっていくということで、

みんなそういう意識を持ってもらえればありがたいと思っています。

これからも継続してやっていきたいと思っています。」