現在、小諸高原美術館では、

市内にアトリエを持つ昆虫写真家

海野和男さんによる

写真展が行われています。

写真展の中では、

海野さんが審査委員長を務める

「生きもの写真リトルリーグ」の

入選作品も展示されています。

5日(日)には、

合同オープニングイベントが

行われました。

この日会場には、小泉市長や小林教育長をはじめ、

「生きもの写真リトルリーグ」の関係者や市民など

およそ60人が集まりました。

オープニングイベントでは、

昆虫写真家の海野和男さんをはじめ、

関係者によるテープカットが行われました。

小諸市御牧ヶ原にアトリエを構える海野和男さんは、

毎年子どもたちの夏休みに合わせたこの時期に、

小諸高原美術館で展覧会を行っています。

6年目の開催となったことしは、およそ80点を展示。

小諸市や近隣地域をはじめ、

世界各国で撮影したという多彩な写真が

ずらりと飾られています。

特に今回は「ファーブルにまつわる南フランスの昆虫」をテーマに、

「ファーブル昆虫記」で知られるファーブルが研究に取り組んだ

南フランスで撮影した写真が数多く展示されました。

 

この日は、海野さんによるギャラリートークも行われました。

海野さんは作品の前に立ち、

一枚一枚、被写体の昆虫についての説明や

撮影時のエピソードを生き生きと話していました。

集まった人たちは普段中々聞くことのできない

海野さんの話に興味深そうに聞き入っていました。

また、会場の一角では、海野さんが実行委員長を務める、

小中学生対象の写真コンテスト

「生きもの写真リトルリーグ」の

応募作品の展示も行われています。

展示スペースには8台のテレビが置かれ、

全国7ブロックでそれぞれ予選を通過した優秀作品と

小諸の子どもたちから寄せられた作品が上映されています。

ことしで4回目となるこの「生きもの写真リトルリーグ」。

今月18日には、小諸高原美術館で

最優秀作品、優秀作品の表彰式が行われるということです。

昆虫写真の魅力を感じられる海野和男さんによる写真展、

そして小諸をはじめ、全国の子どもたちの力作が並ぶ

生き物写真リトルリーグの作品展示は、

来月2日まで小諸高原美術館で開かれています。