続いては「小諸のまちのNew Face」です。

今週は市内の小中学校に赴任して来られた、

新しい校長先生方をご紹介します。

きょうは小諸東中学校の

早川和仁校長です。

前任地は、長野市立三陽中学校で、教頭を務めていました。

今回、初めての東信地域への赴任ということで、

小諸の印象や教育者としての信条などを伺いました。

 

学校の印象

「生徒たちがとてもいきいき生活している学校だなってことを感じています。

授業も時々見せてもらうのですが、

非常によく学んでいる様子がありますし、

部活動も生徒会活動も充実している

中学校らしい中学校だなあと感じています。」

 

出身地と小諸の印象

「長野市に家があるので、長野市が出身です。

車で通ったり、部活動やってて、

小諸東中学校で試合をやったりということで知らない、

まったく知らない場所ではないんですけど、住んでみて、

自分の学校の学区を理解するために車で色んなところを

走ってみたりとかしているんですけど、

自然が非常にバラエティに富んでいて

美しい街並みだなって感じています。

サンラインの方から見下ろした風景もきれいですし、

南の方の丘の上の森の状態とか、それもとても美しいなと。

もちろん千曲川もきれいですね、

駅前の古い街並みもいいなと思います。」

 

前任地とこれまでの経歴

「長野市の中学校に長い間勤めていて、

大体これくらいの規模の学校にしかいったことがなくて

山の小さな学校とか、小中学校の経験がないのが残念だなと思っていますが…。

だいたい東中学校くらいの大きさの学校で教員をやっていました。」

 

印象に残っているエピソード

「中学生は思春期で、非常に難しい時期なのですが、

大人というか、求めている部分があって、

新しくこう自分の中に芽生えてきた哲学だとか、

新しい考え方で大きく変化していく時期だなあと思っていて、

すべての子どもじゃないんですけど、

何人かの子にはそういった新しい考えるヒントの種みたいなものを

こう提供できてそれを子どもたち育てて大人になっていく中で

変わって行ったり、あるいはあの時その言葉で

こうなったんだっていうような何人かの子どもたちを見ると

やってて良かったなってよく思いますね。」

 

教育者としての信条

「今みたいなことが基本にあって、本来理科の教員なんですけど、

やはりこう教科書に書いてあることはもちろん大切なのですが、

もう一歩深いところにある自然の原理に出会うとか、

それを見つけるための先輩たちの苦労みたいなものを伝えながら理科とか、

科学とか、そういったものを好きになってもらいたいなと思っています。」

 

小諸東中学校で取り組みたいこと

「来たばかりなので東中学校を良く理解して、

良いところを伸ばしてく、

それが課題のあるところで私のできるようなことがあれば

それを改善してくということをしていきたいなと思っています。」

 

市民へのメッセージ

「小諸東中学校に来ました、早川と申します。

今中学校も地域の方々の支援が無いと充実した教育に結びつかないということで、

本校、オープンな学校目指して地域の方も

どんどん学校の中に入っていただきたいなと思います。

具体的なことをまた何らかの形で地域の方々に提供しますので、

是非多くの方に足を運んでいただけますようになるといいなと思ってます。

よろしくお願いします。」