視覚障害者と健常者のスキーヤーが

ともに楽しむ「ブラインドスキー」の取り組みに

長年にわたって協力してきたとして

ASAMA2000パークなどを運営する

渡辺パイプ株式会社がつくる公益財団法人セディア財団へ

東京都盲人福祉協会から感謝状が贈られました。

 

 

13日(土)ASAMA2000パークでは、

東京都盲人福祉協会による感謝状が

ブラインドスキーのツアーを主催するボランティア団体

TABS幹事の松矢英晶さんから

公益財団法人セディア財団事務局の

市村憲一さんに手渡されました。

 

 

ブラインドスキーとは視覚障がい者によるスキーのこと。

前後にサポーターがつき、腰につけたスピーカーなどを使って

周りの状況やコースを説明することで

視覚障害者と健常者がともに滑りを楽しむことができます。

 

ASAMA2000パークでは、

 

関東地方在住の有志でつくるボランティア団体

「T.A.B.S.(タブス)」が主催するブラインドスキーのツアーを

毎年受け入れていてことしで13回目となります。

 

 

また、ASAMA2000パークを運営する渡辺パイプが

平成25年に公益財団法人セディア財団を設立してからは

資金面でも協力してきました。

 

今回の東京都盲人福祉協会による感謝状贈呈は、

こうしたブラインドスキーの取り組みに対する

長年の協力に対して行われました。

 

市村さん

「本当に光栄で、その一言に尽きますね。

いろんな障害を持っている皆さん方も普通の健常者と同じように

いろんなスポーツを楽しみたいという、

そういう思いが強いということもわかりまして、

そういう皆さんに一つでも楽しんで頂こうということで、

スキーを通して、場所を提供して楽しんでもらえればいいなということを

常に考えて受け入れをしようということに決めてやっています。

できれば、やはりサポーターにつく方が必ず必要になるんですね。

そういうサポートの皆さん方が関係者にきくと、

やっぱり不足しているということも聞きますので、

ぜひ、地元としてサポートできる人たち、

そういう人たちも募集して協力していきたいと思っています。」