小諸高校では、美術教科を選択した2年生の生徒が

パステル画技法を用いた

絵本の制作に取り組んでいます。

これらの製本前の作品が

小諸高原美術館に

今月7日(木)まで展示されています。

これに合わせ、2日(土)と3日(日)の2日間、

生徒が講師を務める

パステル画体験教室が開かれました。

 

この展覧会は、

小諸高校で美術教科を選択した

2年生39人の生徒が制作した作品を

学校外の人に見てもらおうと開かれたものです。

 

小諸高校2年生の美術の授業では、

色から作成するパステル画技法を用いて

自由なテーマの下、

見開き8ページから12ページの絵本を

ことし4月から制作しています。

 

これらの作品は、

赤、青、黄色のパステルを組み合わせ、

綿でこすり色をつくるため、

同じ色はありません。

そのため、生徒の個性が引き出されます。

 

今回は、絵本として製本する前の作品1人5点ずつ出展。

四季を表現したものや抽象画など

生徒たちの個性あふれる作品およそ200点が

並びました。

 

また会場の一角では、生徒が講師を務める

パステル画体験教室が開かれました。

 

生徒たちが体験したパステル画の楽しさを

多くの人に伝えようと開かれたこの教室。

 

講師を務めた生徒の一人

佐藤諒美さんは、

訪れた人たちに

色やグラデーションの作り方などを

丁寧に指導していました。

 

生徒

「いつもの学びをより深められるというか、

もっと自分にとってもいい体験になったと思います。

できるだけ見本通りだけでもなくて

その人の心の中を表現できるような作品ができればいいなと思いました。」

 

訪れた人

「斬新な感じですごく素敵で気に入りました。

これからもちょっと先生に教えていただいたんですけど、

この本を買いまして、

これからもちょっとやってみたいかなってそういう気になりました。

一生懸命、一生懸命教えて下さって、ありがたかったです。」

 

 

これらの作品は、今月7日(木)まで

小諸高原美術館に展示されています。