氷区の女性たちで作る「婦人消防隊」が
12日(日)にまさかの火災などに備えて、
消火訓練を行いました。
この日は、氷区の婦人消防隊の隊員や区の役員、
それに区の消防団員などおよそ15人が集まりました。
氷区の婦人消防隊は、区の婦人会でつくる
自衛消防隊です。
20年ほど前まで活動していましたが、
しばらく活動が休止状態となっていました。
災害時に連携できるように訓練をしておきたいという
婦人会からの声を受け、
久しぶりの復活となり、
女性たちは、かつて使用していた割烹着を着用して、
消火器を使った初期消火の訓練に臨みました。
消防署員
「天井に届いてしまいますと、天井の裏に炎が入ってしまいますので
なかなかご自宅では消せないと思いますので、
何かあれば消防署に電話していただければ。
家で火災を出してしまったというのは恥ずかしいことになるのかなと思いますけど、
そんなこと言っていると家まるまる燃えてしまいますので
そういう時はためらわず119番を回して下さい」
婦人消防隊のメンバーらは、
メモを取ったり、質問をしたりしながら、
熱心に消防署員の話に耳を傾けていました。
また、消防団員を講師に、
消火栓へホースをつなぐ訓練も行いました。
皆、まさかの火災に備えて細部まで動きを確認しながら、
真剣に取り組んでいました。
副隊長
「以前にやったのが10年以上も前だと思うんですけど、
何となくその時の記憶を思い出してこういう風にやったよね、
あーいう風にやったよねというのを思い出してもう1度やってみました。
小諸市の中でも氷区は離れたところにあるので、
自分たちで自治消防というか自分たちの村は
自分たちでまもるというのが受け継がれてきていると思います。」