市内御牧ヶ原区には

県内での就農を志す社会人が学ぶ

長野県農業大学校研修部があります。

11日(土)には、

研修生らが作った野菜などを販売する

毎年恒例の収穫祭が開かれました。

 

この収穫祭は、

実習で育てた農作物を販売し、

地域へ貢献しようと

長野県農業大学校研修部が

毎年この時期に開いているものです。

 

8回目となったことしは、

研修生や職員が栽培したジャガイモや、

白菜、それにりんごなどが、

スーパーなどに比べて4割ほど安い値段で並びました。

 

研修部でつくる野菜は

御牧ヶ原の粘土質の土壌と高い標高によって

野菜の甘みがより際立ち

大きく育つことが特徴です。

 

訪れた人たちは、

満足そうな表情で

袋いっぱいの野菜を購入していました。

 

訪れた人

「お花と白菜とか野菜、長ネギとか大根とかいっぱい買いました。

今日初めてコミュニケーションも取れるし、

地元のお野菜とかどんな風かっていうのもよくわかるのでいいと思います。

安くて色々あって、ちょっと遅かった10時からって聞いたから

10時15分くらいに来たらもう

お米のおいしいやつちょっと無くなっちゃったけどまた来年

初めて来たんで知り合いに聞いて

いいんじゃないですかね、秋、ちょうどみんな野菜収穫、

とれたものが直に買えるっていうのはいいかと思います。」

 

長野農業大学校では、

収穫祭を通して

研修部の活動を知ってもらいたいとしています。

 

中澤節男部長

「自分の作った野菜、自信を持って売れるように頑張ってもらいたいということで、

自分の励みとしまして、消費者の皆さんから、

美味しかったよとか、いいものができたねと、

いう風にほめていただく、

そういったところを期待しておりましてそういったことによって

研修生が自信を持って一生懸命農業やって行こうという風に

感じていただければという風に思って開催しております。

例年こんな大勢の皆さんにおいでいただいてるんですけど、

ことしはこの体制になりまして8回目ということでありまして、

今年も大勢の方にご来場いただいてありがとうという気持ちでいっぱいでございます。

地元の皆さんには、

農業大学校校という存在を知っていただいてまたこれからも、

こういった催しものには参加していただけるように期待を込めて開催しております。」