食や音楽など、さまざまな角度から

チベットの魅力を知ることができるイベント、

「キキソソチベットまつり」が、

今月13日から15日までの3日間、

小諸エコビレッジで開かれました。

 

ことしで3回目となる「キキソソチベットまつり」。

去年、おととしは松本市で開催され、

ことしは初めて、小諸市で開かれました。

主催したのは、

松本市に住む、チベット人のゲニェン・テンジンさん、

柳田祥子さん夫妻です。

 

 

中国の抑圧により、宗教や文化の破壊が進むチベット。

このイベントは、

そうした問題を抱えるチベットの豊かな文化を

さまざまな角度から

知ってもらうことを目的としています。

 

会場には、

チベットの料理を味わえるレストランやカフェなど、

数多くの店が出店しました。

 

こちらは東京都新宿に店を構える

チベットレストラン「タシデレ」。

チベット人が作る本場のチベット料理を味わえます。

 

 

 

また、チベット雑貨の販売も行われていました。

 

こちらの5色の紙は、「ルンタ」と言われるものです。

 

チベットでは、山登りの際、

峠を越えるごとにこのルンタを空に撒き、

旅の安全や世界平和などを祈願しています。

 

そのほかにも、チベットの暮らしが感じられる雑貨が並び、

訪れた人たちを楽しませました。

 

主催のゲ二ェンさんと柳田さんは、

チベットへの理解、関心を多くの人にもってもらうため、

今後もこのイベントを

県内各地で続けていきたいとしています。