きょう21日から30日までの日程で

秋の全国交通安全運動が始まりました。

初日のきょう、

国道18号線沿いにある平原の交通安全地蔵尊の前では、

交通安全祈願祭が行われました。

 

祈願祭の前に、

交通安全地蔵尊の命名式が行われました。

 

この地蔵尊は

平成3年、この場所で事故が多発していたことから

交通安全の祈願や死亡者の供養のため

建てられました。

 

去年、年末から交通死亡事故ゼロの継続を目指し、

ワッハハハ作戦を実施してきた小諸市。

 

ことし4月22日に交通死亡事故ゼロ1000日を

達成しています。

その後死亡事故が発生してしまいましたが、

今後も多くの人に交通安全を意識してもらいたいと

この地蔵尊を「わははは地蔵」と命名し、

看板を設置しました。

 

交通安全祈願祭は、

交通事故の犠牲者の供養と交通安全を祈願して

毎年秋の全国交通安全運動の初日に行われています。

 

この日は市長をはじめ、

小諸警察署の署員や小諸交通安全協会の会員など

およそ120人が集まり、

八満 正眼院の住職の読経に続いて

事故防止を祈願しました。

 

その後、参加者は国道18号線で

およそ500メートルに渡る人波作戦を実施。

 

「シートベルト着用」や「飲酒運転撲滅」を促す

のぼり旗などを持ち、

事故防止を呼びかけていました。

 

小諸市の現在の事故発生件数は123件と

前の年と比べて46件の増加となっています。

この運動期間中、小諸市では、

高齢者宅への家庭訪問や交通指導所の設置など

事故防止の啓発活動が行われます。