家庭用燃料の販売や住宅設備機器の

販売・施工などを行う紺屋町の山屋物産株式会社が、

市内の子どもたちの教育に役立ててもらおうと、

このほど小諸市教育委員会に寄付を行いました。

27日(木)には、

寄付金で購入したタブレット端末と高速スキャナーの

お披露目が行われました。

 

この日、市役所を訪れたのは、

市内紺屋町で家庭用燃料の販売や

住宅設備機器の販売・施工などを行う

山屋物産株式会社代表取締役の

勝俣浩司社長です。

 

今回寄付金で購入されたのは、

タブレット端末8台と高速スキャナー7台です。

 

この日は市の職員が、お披露目となった2つの機械の

性能や使い方について説明しました。

山屋物産株式会社は

市内の子どもたちの教育環境向上のため

10年以上にわたり小諸市教育委員会への寄付を行っています。

 

去年7月には、100万円を寄付していて、

小諸市教育委員会では、この寄付金を活用し

市内小中学校に1台ずつ

タブレット端末と高速スキャナーを購入しました。

なお、すでに高速スキャナーを持っている小諸東中学校には

タブレット端末のみが購入されています。

小諸市では、国が進める教育におけるICT、

情報通信技術活用の方針を受け、

小中学校の授業環境の整備を進めていて、

寄付金で購入したタブレット端末を

子どもたちの情報通信教育に役立てたいとしています。

 

今回購入されたタブレット端末は

写真や動画を撮影、編集することが可能で

テレビにつなぐことで

子どもたちに大画面でみせることもできます。

 

日々の授業や特別支援教育での幅広い活用が期待されます。

また、高速スキャナーは紙資料のデータ化の他

マークシートと解析ソフトを使うことでアンケート集計も行うことができ

教職員の校務の効率化に役立ちそうです。

 

山屋物産株式会社の勝俣社長は、

「情報化社会の中、タブレットなどを有効活用し

子どもたちの情報通信教育に役立ててもらえれば」と話していました。

 

高速スキャナーはすでに市内小中学校に配置されていて

タブレット端末は来月から各学校に導入される予定です。